2024年度JKA補助事業完了のお知らせ
この度、公益財団法人JKA様から自転車等機械振興補助事業による福祉機器の整備補助金の交付を受け実施しました「つくしの里生活介護事業所入浴用天井走行型介護リフト設置工事」については、9月20日をもって事業完了しましたのでその概要について報告いたします。
ここに、採択頂きましたことに対し深甚なる感謝を申し上げますと共に、この補助事業の目的効果が、地域社会に与える多方面への波及効果に大きな期待を寄せるとともに、諫早市手をつなぐ育成会法人役職員一同は更なる事業展開に努力してまいる決意であります。
補助事業番号 2024M-271
補助事業名 2024年度 福祉機器の整備 補助事業
補助事業者名 社会福祉法人 諫早市手をつなぐ育成会
1 補助事業の概要
障害福祉サービス通所型生活介護事業所「つくしの里リニューアル改修計画」に基づく浴室改修工事に合わせて「入浴用天井走行型介護リフト」の導入を行いました。利用者の高齢化や常時介護等の必要な方が増加していく中で、楽しみである入浴支援は複数の介護支援員による抱え込み入浴介助が現状で、双方に不安と不快感に浸る時間帯でもありました。長年の懸案であったリフト導入について、この度、公益財団法人JKA様から補助率 4分の3の事業採択を頂き完成いたしました。福祉機器の整備は利用者のADLを向上させ、家庭での家族支援の負担軽減と職員の身体的負担の軽減及び腰痛予防等、労働環境の改善に大きく寄与できており、何よりも利用者にとって、これまで以上に安心・安全、快適な入浴環境の提供ができるようになりました。
2 予想される事業実施効果
知的障害者を家族に持つ親たちが出資して設立した社会福祉法人であるがゆえに、「親亡き後」の行く末を案じた事業展開が切望されており、家族構成も老老障による家族介護支援問題等への対応策が喫緊の課題となっております。障害者の65才問題(介護保険制度移行)や地域生活を送る重度障害者個別的支援等、事業所に求められる地域サービス拠点機能として果たす役割の一つである入浴支援へのニーズはますます高まっていくと考えられます。それらの課題に即応していく体制の整備は最重要課題となっており、今回のリフト設置による入浴環境の改善は、職員の精神面も含めた労働安全衛生面からの負担軽減のみならず、保護者・家庭とのゆとりある安心感を与えられる関係の構築が期待されます。今後、共生型通所介護事業所も検討中であり、地域社会のニーズに対応した重要な社会資源としての役割を担ってまいります。労働環境の改善は、福祉人材の確保にも今回の補助事業における事業効果は大いに期待されるものと信じています。
3 本事業により導入した機器
セーフティラッチ構造のハガーや移乗時の揺れを軽減し、下降時の着座動作が容易にできるベルト式の垂直昇降機能が搭載されている。本体から座面を分離することができ、座面部に乗せたまま浴槽へ移動することができるため、安定した座位で入浴が可能。
リフト本体の移動や方向転換が軽く行えるため、利用者や介助者の負担が軽減されている。
①入浴用天井走行型介護リフト一式 SOEL CX ( CX-AA-101 )
②キャリー一台 SOEL Carry ( CX-SC-101 )
(URL) 法人ホームページ isahayashi-ikuseikai.com/
設置場所:諫早市手をつなぐつくしの里
長崎県諫早市森山町唐比北 779番地
つくしの里玄関 |
補助標識 |
リフト及びキャリーの全体像 |
リフト天井取り付け |
リフト天井取り付け補助標識 |
キャリー |
キャリー補助標識 |
入浴支援 ① |
入浴支援 ② |
入浴支援 ③ |
③本事業に係る印刷物等
法人ホームページ (URL) isahayashi-ikuseikai.com/
広報誌 諫早市手をつなぐつくしの里 「さとだより」
広報誌 諫早市手をつなぐ 「つくし便り」11月発行
広報誌 諫早市手をつなぐ 「育成会だより」令和7年1月発行
4 事業内容についての問い合わせ先
団 体 名: 社会福祉法人 諫早市手をつなぐ育成会
住 所: 〒854-0062
長崎県諫早市小船越町554番地2
代 表 者: 理事長 山 口 ヨシ子 (やまぐちよしこ)
担当部署: 諫早市手をつなぐ つくしの里
担当者名: 管理者 森 誠 (もりまこと)
電話番号: 0957-36-7101
F A X: 0957-36-7102
E-mail: sps36zc9@Jupiter.ocn.ne.jp
URL: isahayashi-ikuseikai.com